創造主の最高最善はナナメ上から

手術は想像以上に大変だった

わたしの身体は色々と小ぶりに出来ている。
血管も細いし、喉（食道）も細い。心臓も標準より小さかったらしい。
担当医が言うには（わたしが聞いた話と夫が受けた説明を総合すると・・・）
「行けるかな？と思って標準サイズ21ミリを取り付けたんだけど、動かしてみるとうまく動かないから、19ミリに付け替えた。その途中で血管を傷つけてしまい、出血を止める作業に時間が掛かって、輸血もした。結果、手術時間が長くなり、右の肺を長時間押しつぶすことになって、人工呼吸器をつけて、動かないように4日眠ってもらった」
らしい。
最初の説明では4時間の手術で、最初の1時間は麻酔、その後2時間手術で、最後の1時間は処置、というスケジュールだったので、手術時間がガチで倍になった。

意識は戻ったり、眠りの沼に落ちて行ったり

右の肺が真っ白に水が溜まっている状態だったので、人工呼吸器に痰の吸引やら、何やらドレインのパイプを喉に突っ込まれて、手は点滴の針やら、採血用の針(動脈に刺してある)やら・・・胸も手術の時に開けた穴からドレインのパイプが出てるらしいし、首にも何か管が付いている。
そして、胸には心電図を計るパッチと電線。指には血中酸素濃度を計るクリップみたいなやつ。
夫がいうには、わたしが口に入ってる装置を嫌がって外そうとするので、看護師さんが仕方なく包帯で手が口の装置に届かないように縛ってあったらしい。どうりで手が自由に動かないわけだ。
眠りの中でお腹を触ると、お腹にも何かついている。腹に穴開けるなんて聞いてないぞ！と寝ながら怒る。
（次に起きた時にその装置は無くなっていて、後で聞いたらペースメーカーだったらしい）
完全に睡眠薬から覚めた時、木曜の昼だと聞いてびっくりした。（手術は月曜）
しかし、喋れない状態で、看護師さんに話しかけられて、指で文字を書いて答えようとしたりしたことも覚えているから、眠りながらもいろんなことがわかっていたらしい。
意識の波動も「人の身体を勝手に触るな！」と起こりまくっている低い波動の意識と、高い波動の意識が混在していて、ぼんやりと目覚めている時は低い波動優位になっていた。
なんだか知らないけれどものすごく怒っている。嫌なことばっかりされて、我慢できない！という感じ。
なんでこんなことになるんだ！どうしてサクサクと手術が終わらなかったんだ？一体なんの罰だよ、これ？こんなに大変だって知ってたら手術なんかしなかったよ！！
不満たらたらだった。

低い波動から湧き上がる自分の振る舞いを観察させられる

木曜の昼、完全に起こされて、人工呼吸器など喉に入ってるものを抜かれ（エイリアンが出てくるシーンか？と思うような衝撃💦）、胸に入ってる何かもズリズリと抜かれる。こんな痛いことは寝てるうちにやってくれ！と思うくらい痛い。抜かれた後も胸はずっと痛い。声は出るようになったけど、しゃがれた声しか出ない。（未だ改善せず）
首の管は翌日抜かれる。身体から管が減っていくだけで人間に戻る感覚がある。

なんだか知らないけれど、わたしの口はずっと悪態をついている。特に夫に対して酷い。わたしの大嫌いな人の大嫌いな振る舞いとそっくりだ、ということに気づいて愕然とする。
ああ、わたし、何やってるんだ？なんであんな人たちのような振る舞いをしてるんだ？と思って気づいた。

子どもの頃に父に感じていた屈辱、西洋医学信仰・権威・父性の暴走による抑圧。そして、そんな振る舞いをしていた父自身の「誰も俺の気持ちをわかってくれない」という持って行き場のない思いなど・・・
ものすごく深いところから、深いといっても自分のこの人生で経験してすっかり忘却していた憤りが噴出していた。
わたしの大嫌いな人たちの大嫌いな振る舞いを見て、「ああ、この人はどうしてこうなるのか？大嫌いだ！」という経験をしていたのは、全部自分のこの仕舞い込まれた憤りが出てたんだ。
シータヒーリング®️では過去生の記憶も、先祖の記憶もクリアリングできるけど、蓋をして隠している自分の記憶のガチなやつって出てこない。出てこないものはクリアリングが難しい。表面を撫でて、なんか本質にたどりつかない感触が残るだけで、時間がかかる。

そんなことを弱った体で退院するまでゆっくりと考えていた。
セルフワークででクリアリングするほどの集中力がなかったので、ワークはできなかった。退院後に誰かにやってもらおう。（DigDeeperのアシスタントに入って、受講生さんに引き抜いてもらう✌️）

手術を受けるにあたってのマニフェスト

どうして、手術が手こずったのか？わたしは創造主に「エゴの死」をマニフェストした。
心臓の手術なんてそうそう受ける機会もない。これはエゴ殺しの最高のチャンスだ。

「わたしのエゴを最高最善にクリアリングしなさい」

確かに、創造主は大きなビリーフを掘り出してくれた。命と引き換えだったと思うけど、創造主がわたしにやることだから最高最善なのだ。
集中治療室には一週間いたけれど、一般病棟に戻って一週間で退院してきた。帰宅してからも病院に駆け込むことおも、救急車のお世話になることもなく、痛み止めを買いに行くこともなく、順調にできることが増えている。
コレステロール問題はあるけれど、三層の身体は確実に回復している。

創造主の最高最善は人智を超えたところからやってくる。
わたしの魂とハイヤーセルフが計画して、肉体を持つわたしに経験させている。

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