心臓・・・だったんだ
不調の原因がはっきりした
病院に行って検査を受けて、「重症」と診断が降りたことで、これまでの不調は心臓だったんだ、ということがはっきりしました。
ああ、わたし、ほんとに心臓が悪かったんだ。それも重症。これ、重症になる前にわかったらどうなっていたか?と考えてみるのですが、やっぱり「手術して弁の取り替えですね、生体にしましょうか?人工弁にしましょうか?まだ若いですから、人工弁がおすすめですよ」という話にしかならなかったのだと思います。もちろん、心臓そのものへのダメージは今より少なかったでしょうが、まあ、早期発見でどうなるもんでもなかったんだろう、という気がします。
心臓でよかった・・・
長年書いているブログ「ぺんぎんの台所から」の読者の方はご存知だと思いますが、わたしのヒーラーとしてのスタートは食べ物系健康オタクでした。幼少期から抱えていた自身の慢性便秘を解消し、甲田光雄先生がおっしゃる「宿便のない状態」を感じたくてせっせと青泥と玄米粉を食べて断食をしていた時期がありました。
なぜそんなことをやっていたかというと、自分は脳梗塞や痴呆症のような精神と身体の自由を奪われる病気になりそうで嫌だったことと、胃腸が丈夫なので、脳梗塞などになったら困ったことになかなか死なないだろう、とわかっていたので、それが本当に怖かったのです。
祖母も「寝たきりだけはなりたくない」と言いながら脳梗塞で最後は2年ほど病院で過ごし、病院で亡くなりました。縁のうすい祖父も脳梗塞で数年寝たきりだったように思います。
父はガンで上手に亡くなりましたが、母は健在なのでまだどうなるかわかりませんが、ボケることや、寝たきりになることに怯えながら暮らしているように見えます。
子どものいないわたしはどんな最期を迎えるのか、それはその時になってみないとわからないけれど、「心臓が悪い」というのは朗報です。
う〜・・・くくく・・・パタっ って感じで死ねそうじゃないですか。
「わたしは心臓で死ぬんだな」と思うと、それはとっても素敵なことような気がします。
道半ばです
わたしは個人的に十分幸せな人生を生きたし、いつ死んでも悪くないな、と思ってますが、夫はそうはいかないようで、旅行中台北の城隍廟にお参りした時、「あと10年くらいぺんちゃんとこうやって楽しく暮らせますように」と本気でお祈りしたらしい。神頼みなどしない人がどうしたことか、しかも、病気がわかる前だ。
それより前、某伝統武道の寒稽古の時、師範に「もう十分幸せだったから、これ以上望まなくていい気がします」と言ったら、「まだ道半ばですね」と言われてたこともつい最近の話だ
某伝統武道の寒稽古「道半ばです」
こんなところで満足してたらダメらしい。しかし、今までのわたしはただ漫然と、人生がいつまでもダラダラ続くように錯覚して生きていたけれど、「いつまでも生きてないのね」というのが分かったのはいい経験をさせていただいているに違いない。道半ばならもっと先を見てみたいし、「今死ぬかもしれない」「今日と同じ明日はない」と心臓からメッセージが来てるようにも思える。何より、寝たきりやボケでは某伝統武道が行じられない。

人生の終わりが定まる
「いつまでも生きてない」というのは本当に朗報です。もちろん、いつまでも生きている人はいないし、ヒーラーだからって不死身なわけではないのですから、いつか死ぬわけですが、よく言われますが、誰しも最後死ぬことは知っているけれど、まるでそのことは忘れてるかのように生きています。だけど、あと8年か、10年か、20年か、と終わりが見えてきたら、なんだか楽になりました。
わたしの場合、部品交換で済みそうですが、これが心臓丸ごと交換となった場合は「もうええわ!ありがとう」です。その辺は全く迷いはありません。1年か3年か、残された時間を存分に生きればいいのです。(わたし個人の考えです)
夫はわたしがシータヒーリング®️にのめり込んでいることを「いい加減にしておいてください」と思っていたようですが、わたしは夫に言いました。
「もうな、お金全部使っちゃうわ。それで生きてたらシータヒーリングでお金稼げるから、もう全部習えるものは習ってくるわ」。すると、彼は「それがいいね」と言ったのです。ちょっと驚きですが、お金は持って死ねないのだから、ヒーリングに注ぎ込むの、いいじゃないですか。
この気持ちを書いたのは、こちらの記事です→選択と集中
あれ?じゃあなんのためのヒーリングなの?
そう、多くの人はそう考えると思うのです。
ヒーリングの勉強してるのに、得意の「瞬間ヒーリングしないの?」です。
自然療法をやってる人も、波動療法をやってる人も病院だ、手術だ、というと、え〜!!となります。
わたしもずっと考えています。これから、わたしが今手術を控えている状態で、どんなことをやって、どんな変化を感じて、何を考えたのか、というお話へと続いていきたいと思います。
<続く>
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